クリップボードの空白行を削除するコマンドレット ショートカット

 空白行など無駄な行を削除するのが面倒だと思っていませんか?こんな時に便利なショートカットの作り方を紹介します。これを作っておけばコピーしてショートカットを実行するだけで、無駄な行が削除されます。

ああああああああああああああ
いいいいいいい
うううう

えええええええ

おおおおお

こんな文章があった場合に、コピーして実行すると

ああああああああああああああ
いいいいいいい
うううう
えええええええ
おおおおお

このように無駄な行が削除されます。便利です。

ショートカットの作り方は、デスクトップなどで右クリックして「新規作成、ショートカット」を選び、場所の入力で以下のコードを入れてください。

powershell -NoLogo -Command "& {Get-Clipboard |Where-Object { $_ -notmatch '^\s*$' }  | Set-Clipboard}"

これで文書をコピーして、実行した後に張り付けてください。

今日の日付や今の日時をコピペしたい場合(Powershell ショートカット)

 今日の日付や今の時刻を入力したい場合に自分で手打ちしていないでしょうか?これは面倒だし、ミスもあります。そもそも、コンピュータを使っているのだからそういう作業は自動化させてみることをおすすめします。

方法は非常に簡単です。右クリックメニューでショートカットの作成を選択して。項目の場所という項目に以下を入れるだけです。

powershell.exe -NoLogo -Command "& {(Get-Date -Format 'yyyy年MM月dd日hh時mm分ss秒') | Set-Clipboard}"

これで、ショートカットを作成し、わかりやすい名前で保存すれば準備完了です。その後に、日付や日時を取得したい場合はそのショートカットを実行して下さい。日付や時刻がコピーされますので後は貼り付けて下さい。

今回のサンプルでは年月日と時分秒が日本語の単位付きで表示されていますが、コードの修正で好きなように出来ます。秒が要らない場合、単位が要らない場合など色々な対応が可能です。

応用例

間違えなく日付を入力したい場合はもちろん、重複しないファイル名を作りたい場合に役立ちます。人の作業であれば、このショートカットで秒まで入れれば重複は考えられません。

今回のショートカットはPowershellという仕組みを利用しています。Windows標準の仕組みなので会社でも問題なく使えると考えます。

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ボイスメモを簡単にパソコンに転送する方法 iTunes 社外アプリ不要 必要なものはカメラコネクションキット iOS iPhone


ボイスメモのファイルをパソコンに転送するのは意外に手間がかかります。iTunesを使う方法が紹介されますが正直挙動が良く分かりません。 社外アプリも便利ですが、アドウェアや良くわからない課金システムでインストールするのが怖いです。

今回の方法は、『カメラコネクションキット』を使ってメモリカードにコピーする方法です。カメラコネクションキットは必要ですが、Apple認証の社外品であれば千円程度で買えます。多少お金がかかりますが、安定動作という意味では強いです。

一番の利点はパソコン側にソフトのインストールが不要なところです。メモリーカードスロットがあれば対応します。

手順

  1. ボイスメモで目的の音声をコピーする
  2. カメラコネクションキットを接続
  3. メモリーカードをカメラコネクションキットに挿入
  4. ファイルアプリを起動する(Apple純正品です)
  5. メモリーカードの中に入り、長押ししてペーストする。これで音声ファイルがメモリーカードにコピーされました。
  6. メモリーカードをパソコンに挿入してコピーする

です。これで、iPhoneで録音した音声ファイルをパソコンで活用できます。

実は小容量の音声であればメールで送信するほうが楽です。特に会社で使っている場合は一般社員でもメールのほうが使いやすいです。

今回の方法を会社で使う場合は、メモリーカードの読み込みがあるので稟議などが必要かもしれません。ただ、読み込みなので制限は甘いかも知れません。 詳しくは社内情報担当に相談してみて下さい。

プログラム言語の糞コメントの原因は初学学習にあります

 良く、プログラミング言語のコメントで意味がないと突っ込まれる物があります。

i=0; //iにゼロを代入する

みたいな物です。はっきり言って役に立たないコメントです。しかし、これってどこかで見たことが無いでしょうか? それは「初学者のテキスト」です。

プログラミング言語自体を説明する書籍には当たり前ですが、その命令自身の意味が説明されています。

悪の原因は初学者の解説にコメントを使うこと

私はコメントが誤って使われる原因は、初学者の説明にコメントが使われることです。プログラミング以外でも人など動物って「最初に見たもの」が刷り込まれます。幼少期の時に見たものがその人の「常識」となるわけです。

それと同じように、初学者のテキストに書かれているコメントを最初に見てしまうからその書き方が常識になってしまうわけです。

  1. #include<stdio.h>
  2. int main(void)
  3. {
  4.     int sum=0; //足し算する変数をリセットする
  5.     
  6.     for(int i=1;i<=10;i++){ //1から10までループする
  7.         sum+=i; //現在のカウンターを足し算する変数に加算する
  8.     }
  9.     
  10.     printf("%d\n",sum); //結果を表示する
  11. ;    
  12.     return 0;
  13. }

これはよくある初学者向けテキストに書かれているコメントです。ただ、これを業務でやられると「ゴミコメント」になります。

初学者の学習ではコメントを封印する

上記コードからコメントを除去します

  1. #include<stdio.h>
  2. int main(void)
  3. {
  4.     int sum=0;
  5.     
  6.     for(int i=1;i<=10;i++){
  7.         sum+=i;
  8.     }
  9.     
  10.     printf("%d\n",sum);
  11. ;    
  12.     return 0;
  13. }

そして、初学者の説明として言葉で説明します。

このコードは1から10までをループさせて、その値をSUMという変数に代入します。

forは(変数の初期化;とどまる条件;ループ一回が終了した時の処理)

+= という演算子は足し込むという意味です。例えばsum+=5 とすると sumの値に5を加えるという意味です。

そして、printfでその結果を出力します。

この様な形でコードを説明します。非常にコメントとしてインラインで書きたくなりますが、初学者への変な刷り込み防止という意味で止めて下さい。

本当のコメント術を教える

そして最後に、本当のコメント術を教えて下さい。

  1. #include<stdio.h>
  2. //1から10までの数を足して表示する。
  3. int main(void)
  4. {
  5.     int sum=0;
  6.     
  7.     for(int i=1;i<=10;i++){
  8.         sum+=i;
  9.     }
  10.     
  11.     printf("%d\n",sum);
  12. ;    
  13.     return 0;
  14. }

業務ならこの程度のコメントで十分です。やっていることは1から10までの数を足して表示する物です。このプログラムを実行すれば1から10の合計が表示されるわけであり、特にプログラミングテクニックとしての特記事項はありません。

初学者の学習テキストとしてのコメントを封印するのは苦しいかもしれませんが、初学者である期間は短いです。その後は業務としてのコメントを求められるので、初学者の間違ったコメントを封印することは非常に重要であると考えます。

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クラウドを使わずにバックアップが安心 ROBOCOPY と バックアップの習慣化

 皆さん、ファイルのバックアップは作成していますか? 私が聞いた限りでは「誰もやっていない」というのが正直なところです。ただ、そこまでパソコンというデバイスを信用しているのは怖いところです。

「良い道具は一生物」という言葉があります。実際、工具類は良いものを手に入れれば一生涯使えます。料理人の包丁もしっかりと手入れしていれば同様です。でも、パソコンに限っては全く違います。

理由としては、手入れする方法がまったくないためです。油をさす場所や定期的にチェックする場所などはありません。もちろん乱暴に扱えば壊れますが、丁寧に扱っても故障はします。

故障は何の前兆もなくやってきます。昨日まで調子良かった物が、今日は起動しないという事があります。そうなったら、今までのデータは全て消えてしまいます。運が良ければ救えるかもしれませんが。

文書ファイル程度ならクラウドに

ExcelやWordなどの文書ファイル程度であれば容量が少ないので、OSが対応しているクラウドストレージに保存してください。ネットに接続されていれば自動的にバックアップされます。

堅いのは保存場所とバックアップを自ら決める

クラウドは何も考えずに使えるので便利ですが、ネットに接続されていないと使えません。また、外部的なトラブルで自分のファイルが失われることもあります。そう、時々うまくいかないときがあります。

それを防止する方法は以下の2つの方法です。

まず、データの保管場所を確実に自分で決めてください。別に「マイドキュメント」で良いのですが、確実にエクスプローラーを使ってマイドキュメントがどこに有るか把握してください。笑えない事実でもありますが、いつもExcelでファイルが開けるが、どこに保存されているか把握できていないという人も多いです。これは、怖いので止めてください。

私の保管場所のお勧めはCドライブの下に data というフォルダを作りそこにファイルを保存する方法です。どんなアプリを使っても保存場所を選ぶことができるのであれば、dataフォルダの中に保存してください。

次に、バックアップを取る方法です。お勧めは外付けHDDやSSD,USBメモリです。ここに、先程の「マイドキュメント」や「DATA」フォルダの中身をコピーします。

コピーはロバストコピーコマンドを

コピーをする方法は、フォルダにコピペすることはおすすめしません。理由は、間違えが発生するということ、意外に面倒という2つです。

私は、USBメモリや外付けHDD,SSDの中に以下のバッチファイルを設置し、時々接続したときに起動しています。バッチファイルの名前は何でも良いです。

それと、予めドライブの中に backup というフォルダも作っておきます。

  1. cd /d %~dp0
  2. robocopy C:\data ./backup /E /ZB /J /COPY:DATOU /MIR /DCOPY:DAT /FFT /R:1 /W:10 /BYTES
  3. pause

このバッチファイルを右クリックして、「管理者として実行」を選ぶとコピーされます。間違えなくフォルダの中身は全てコピーされます。

さらに便利なのは、既に存在するファイルはコピーしないところです。変化があったところだけがコピーされるので時間の節約にもなります。

仕事が終わり、机の整理をしているときや、休憩中に実行をすれば良いと考えます。


縦長動画の編集、公開方法 Reel や shorts メタデータで動画を90度回転 ffmpeg

 動画といえばテレビ。だから横長で見るのが常識と言われていました。かつては2001年宇宙の旅で、情報スクリーンは縦になるだろう? と言われていましたが横向きのままでした。更にテレビのワイド化でエスカレートしていました。


インスタが世界を変えた

スマホが普及してもスクリーンの使い方は2001年宇宙の旅が予言する縦位置にならなかった。スマホというハードウェアは縦位置の撮影に対応しているし、それをSNSに公開すれば縦向きの写真や動画として認識されているにも関わらずです。

それが、インスタグラムのリールという機能で変わりました。理由としては単にインスタ運営の強制力だと考えます。 縦位置のリール機能であげればより目立つ場所に投稿されますよ!

目立ちたい人、トレンドセッターな人はこの流れに乗らないわけは無いと考えます。

縦位置動画を編集したい

残念なところとして、縦位置動画の編集に対応した環境は非常に少ないです。一部のクリエイター向けの高額なソフトやスマホ内蔵のアプリ程度です。

今あるソフトを縦位置のために買い直すのも予算が乏しいフリーランスに取っては厳しいです。

FFMPEGで簡単変換

実は縦位置動画って、その動画が縦ですよ!というメタデータを付加するだけで縦動画になります。

まずは、手持ちの動画編集ソフトで「左を上」にして動画を編集します。スマホ以外の高級カメラも、撮影者から見て時計回りに90度回して撮影すれば動画としては左が上になります。

そして、普通の動画として保存します。

次に、FFMPEGのファイルをダウンロードします。場所はググってください。ダウンロードしたプログラムファイルは適当な作業フォルダに展開してください。

先程の動画を input.mp4 と名前を変更します。

  1. ffmpeg -i input.mp4 -c copy -metadata:s:v:0 rotate=-90 output.mp4

そしてコマンドラインを起動して上記コマンドを実行すれば output.mp4 という縦長動画が出来上がります。

これなら、昔から持っているカメラや編集機材で対応できます。縦位置に対応したカメラや動画編集ソフトを買う必要は取りあえずはありません。 ただ、最初から縦位置に対応した機材は楽ですので、余裕が出来たら手に入れてみてください。

縦動画サンプル YouTube Instagram

ゼロクロススイッチは悪影響が大きいから使わないこと

エレクトロニクスやコンピュータに詳しい人なら「ゼロクロススイッチ」という物をご存知では無いでしょうか? 交流の電源の電圧ゼロのタイミングで投入すればスムーズに電気が入るというものです。

コンピュータやオーディオ機器を突入電流から守り、より長く大切な機器を使うことができるという説明です。 特にヴィンテージオーディオや高級オーディオに対してはずばり「ゼロクロススイッチ」という名前でアクセサリーが売られていたりします。


実は逆効果

電子部品メーカーの『タイコエレクトロニクス』(Tyco Electronics / TE Connectivity)のレポートの「Beware of Zero-Crossover Switching of Transformers」では

ゼロクロスオーバー ソリッドステート リレーは、変圧器または高誘導負荷のスイッチング方法として最悪と言えます。

としています。説明は後回しにしますが、ヴィンテージオーディオやコンピュータ機器の電源には変圧器が入っているので、説明の通り最悪ということになります。


ゼロで投入すると逆起電力が発生しない

トランスなどコイルに電圧を一気に投入すると、それに逆らう形で逆起電力が発生します。そのため電圧が高くなることは有りません。しかし、ゼロボルトから電圧を上げると逆起電力が発生しないため突入電流が多く流れます。

これが交流 一秒間に50/60回繰り返す

それにより過大な負荷がトランスや部品にかかり悪影響を与えます。

何故、ゼロクロススイッチが存在する

悪いものだったら何故製品としてあるのか? それは、ごく一部に適した場所があるからです。 それは単純な抵抗負荷で突入電流が少ないものです。

抵抗負荷で思い浮かぶのがフィラメント電球ですが、フィラメントは冷えているときには抵抗値が低く過大な突入電流が流れるのでゼロクロススイッチの効果は有りません。

残るはヒーターなどの電熱線です。電熱線はゼロから電圧をかけることで突入電力を回避し断線を防止できます。

ただ、ヒーター負荷などほとんど無いと思われるので、ゼロクロススイッチの発揮できるケースは無いのではと考えます。

ゼロクロススイッチはこのタイミングでON/OFFする

結論、普通なスイッチで良い

ゼロクロススイッチはやっていることも理解しやすいし、DIY初心者でも手を出しやすい理解しやすい回路図なので手を出す人が多いです。 ネットにも製作記事があります。

でも、ゼロクロススイッチが有効なら最初から機器の中に入っていると考えられます。昔よくあったクルマの燃費、馬力改善グッズみたいなポン付けしたり、DIYで軽くいじるだけで効果が出る物が有りました。 ただ、冷静に考えれば、そんな物があれば自動車メーカーに売れば良い話です。

TE社の説明ではピークでONしたほうが良いとのこと

自宅や職場のシステムを改善するときには、このゼロクロススイッチの事を思い出して、決して安易に応用しないと考えて下さい。

動画を見る

クリップボードの空白行を削除するコマンドレット ショートカット

 空白行など無駄な行を削除するのが面倒だと思っていませんか?こんな時に便利なショートカットの作り方を紹介します。これを作っておけばコピーしてショートカットを実行するだけで、無駄な行が削除されます。 ああああああああああああああ いいいいいいい うううう えええええええ おおおおお...