Windowsでアプリ作成というとMicrosoftのVisualStudioです。昔は有料でしたが、今では一部無料で使えるものがあります。ダウンロードして、プロジェクト作成ウィザードを実行すれば簡単なウィンドウが開けます。ただ、妙に大げさでブラックボックスなところもありますのでDIYプログラマにとっては気持ち悪いところがあります。ソフトウェア企業ならそういう開発環境などを丁寧に教えてくれることもありますが、独学だと複雑な開発環境は使いこなすのが難しいです。
そこで便利なのがMinGW64です。「ダウンロードして解凍して好きな場所にコピーしてパス通す。」これだけでビルドできます。知っていれば分かりやすいです。
ただ、パソコンを更新したりした場合にいつも悩むこともあります。それは、どのビルドをダウンロードすれば良かったのかです。もちろん、当時にダウンロードしたファイルを保管しておけば良いだけですが、いつでも手に入ると思って削除しているかもしれません。
この記事ではその覚書です。
まず、ダウンロードは有志の方々がビルドしてまとめたものが便利です。以下のURLにあります。
https://github.com/niXman/mingw-builds-binaries/releases
ここから私は
x86_64-14.2.0-release-posix-seh-ucrt-rt_v12-rev2
をダウンロードして解凍しました。7z形式なので解凍するツールは別途ダウンロードしてください。
ただ、色々ある意味がわからないと思います。ここでざっくりと意味を説明していきます。詳細は説明のリンク先から見てください。
x86_64 これがいわゆる64ビット版を示すものです。今ならこれで良いです。
posix はスレッドの形式です。windows独自形式もありパフォーマンスも高いですが、今は互換性という意味でposixを選ぶとのことです。
seh は例外処理の方法です。この方式はwindowsの本能に近い部分で処理される効率が良い処理とされています。片方は理屈で処理される処理です。
UCRT はwindows10以降であれば問題ないとのことです。今から普通な環境で実行できるアプリを作るのであれば問題無いと考えます。古いパソコンとかに対応する人は多分職業プログラマなのでこんな文章は読まないと考えます。
詳しい説明は以下のURLを見てください。
https://text.baldanders.info/remark/2018/03/mingw-w64/
https://qiita.com/syoyo/items/36935d8231c6ebd41262
ダウンロードしてパスを通し、再起動したら任意のフォルダでプロンプト画面を開き
G++ hoge.cpp
でビルドしてください。言葉足らずですが hoge.cpp にはコードを入れておいてください。